2026.3.20

■吉野林業全書から学ぶ 
64_樽丸の巻立ての方法

樽丸を荷造りするには樽丸の円形に従って竹の輪を作って、これを製造方法によって区別して巻く。

必要な用具は、ケヤキの木で造った大槌、カシの木で造った小槌、コシ棒、物差し、焼印、極印、極印壺、硯、墨、筆などである。

(樽丸の荷造り)
三駄一丸、四駄一丸、木皮一丸、蓋一丸、底一丸等の方法がある。(詳細寸法は割愛)

(樽丸製造工程)
樽丸の製造方法は、先き山(小切)、割り削り(2人1組)、干し、巻き、竹輪といった役割に分けられて区別され、原木の樹齢(80年生~100年生)によって1日当たりの製造個数や賃金等が決められている。

吉野杉

 
参照:吉野林業全書
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加工分野の解説が続きますが、全て当時の奈良県川上村で実際に行われていたことであり、とても活気に溢れていたことが分かります。

今となっては機械工程になる部分がほとんどかもしれませんが、ちょっとした仕事でも少しずつ活気が生まれます。

簡単なようで…ちょっとした仕事を生み出すことがとても大変なことであり、失った時間を取り戻すのは難しいものです。

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