2025.8.22

■吉野林業全書から学ぶ 
39_桧の枝打ちの方法

桧は杉と違って、密生していないまばらに生えている林が良いとされる。

そのため植付け後30年目頃までに杉の通常間伐の8割程度を行い、少しずつ枝打ちを行う。

桧は杉のように自然と下枝が枯れ落ちないから、30年生で地上から4.5m~5.5m、45年生で地上から7m位の枝打ちを行う。ちなみに45年生の桧は電柱に多く利用されている。

60年生ともなると、9m~11m位までの下枝を、生きている枯れている関係なしに全て枝打ちすることが大変重要である。

これに用いる道具は斧(ヨキ)と鉈(ナタ)で、まずヨキで荒切りをして、仕上げはナタで幹の丸味にそって木の形どおりに枝打ちを行う。

また、これには杉・桧の種子採取の時に用いたものと同様に一本梯子を使用する。

吉野杉

 
参照:吉野林業全書
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そもそも杉と桧は同じ針葉樹ですが、性質も用途も成長速度も違います。吉野林業ではそういった違いと川上村の急峻な地形をうまく掛け合わせ、収支計算に基づいて杉・桧の混植を行っています。

その結果として、おおよそ杉8:桧2といった割合の生産量になっており、吉野杉が表立ってはいますが、同じように「撫育」を行って素晴らしい吉野桧が生産されます。

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