2024.10.21
母樹から切り取った枝葉を運搬や乾燥をしやすくするために、種房から60㎝くらいに切り揃え、鱗求(イガ)だけ残して葉を取り去る。そして、種房のある穂先と切り口を交互にして束ねて、天秤で担ぐか背負って家に持ち帰る。
持ち帰ったものを杉と桧に分類して、雨露を避けて日当たりの良い場所にむしろ(藁やイグサなどの草で編んだ簡素な敷物)を敷いて適当に積み重ねる。積み重ねた両側には二本ずつ杭を立てて、積んだ山が崩れないようにする。
20~25日後、鱗求(イガ)の口が開いて種子の落ちかけた時が採取の良い時期である。
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