吉野プレミアムシート
(粘着シートタイプ)

施工環境
  • a.吉野プレミアムシートは表面に天然木素材を使用しているため、内装用途のみでお使いください。(外部環境ではご使用できません)
  • b.高温、高湿、水漏れの環境でのご使用は避けてください。
  • c.施工時の室温は13℃~33℃が適温です。低温時は室内の温度を上げ、シートをドライヤーで温める等してから施工してください。(工業用ドライヤー等高温になるものは使用しないでください)
  • d.高温時には、粘着面がベタついて施工しにくくなりますのでご注意ください。
  • e.10℃以下の低温での保管直後に施工すると、粘着面が硬くなるので十分な接着性を得られないため、施工後にシートの膨れや剥がれが発生する場合があります。
  • f.チリやほこりなどが少ない場所で施工してください。チリやほこりなどが多い場所で施工すると平滑に仕上がらないので、施工前には壁面、床面、施工面の清掃を行ってください。
  • g.天然木につき、木目柄によって要尺が多くなりますのでご注意ください。
  • h.必要に応じて投光器などを使用して、明るい場所で施工してください。照明が暗い場合、下地基材とシートとの間の異物混入や気泡を見逃す恐れがあります。
施工の
ポイント

①取り扱い上の注意

  • a.表面へ水分を付着させると本製品が伸縮しやすくなりますので十分に気をつけてください。また、表面は天然木ですので水回りにご使用しないでください。
  • b.製品は定尺サイズをロール状で梱包していますので、開梱して平面状にする時は離型紙とシートが剥がれないようご注意ください。何度もシートを広げたり丸めたりすると離型紙が剥離し、シワが発生する可能性がございますのでご注意ください。
  • c.シートの表面を傷付けないように裁断し、巻き返し時には床面に引きずらないようご注意ください。
  • d.表面は天然木素材を使用している為、三次曲面への施工はできません。
  • e.吉野プレミアムシートは化粧フィルムの上に重ね貼りした場合、不燃認定の対象にはなりませんのでご注意ください。

※ 施工中に製品の欠陥を発見した場合は直ちに作業を中止していただき当社までご連絡ください。尚、カットした製品の返品、又、3巾以降の施工費等のクレームはお受けいたしかねますのでご了承ください。

※ 製造元以外で塗装したものを使用した場合は、防火認定の対象外となります。また、クレームもお受けいたしかねますのでご了承ください。

②施工上の注意

  • a.施工前作業について 吉野プレミアムシートをカットしたり巻き直したりする場合は、表面に傷が付かないよう養生された作業台の上で行なってください。また、天然木の特性により木目方向や柄合わせを考慮し貼り出し前に確認してください。
  • b.有効巾について 吉野プレミアムシートの有効巾は910㎜です。粘着層巾は離型紙両端の黒線より内側で925㎜程度ありますが、黒線付近5㎜程度は粘着力が弱いため、その部分は避けて使用してください。

③下地の調整

  • a.プラスターボード、ケイ酸カルシウム板下地の場合 下地のジョイント部を目立たないようにするため、4尺×8尺以上の下地材をご使用ください。3尺×6尺以下の下地材を使用される場合は足元の低い位置でジョイントをしてください。
  • b.出隅に施工をする際には 施工前に下地の矩(かね)、立ちが出ていることを確認してください。矩(かね)、立ちが出ていない面に施工するとシワが入るなどきれいに貼れませんのでご注意ください。
  • c.貼付基材別下地処理について(29ページ「貼付基材別下地処理」を参照) 下地表面は平滑で乾燥している状態にする必要があるため、水分や油分、汚れ等を完全に除去してください。また、次ページの表を参考にシーラー、パテ処理をした後、プライマーをご使用ください。吸い込みの激しい基材にはプライマーを塗布した後、乾燥させて重ね塗りをしてください。基材の固定が十分でないと下地のパテ等が動いて割れる場合があります。基材はしっかりと固定してください。木材(ムク材)、鋼、真ちゅう、鉛、塗装下地(金属板の錆止め塗装、アルミニウム合金板のアルマイト塗装を除く)等の基材へ貼り付けた場合、接着不良を起こすことがありますので施工をしないでください。出隅部にはコーナービートやコーナーテープをご使用ください。

④接着糊 吉野プレミアムシートを施工の際は下記の材料を併用してください

  • a.パテ…基材のくぼみ、割れ、穴等を埋めて、基材を平滑にします。
    推奨商品-ウォールパテ ネスタワンG120・ウォールパテ ネスタワンS120〈ウォールボンド工業〉/ロックポリパテ中目(薄付タイプ)2液混合型 ポリエステル系〈ロックペイント〉/ロックポリパテ硬化剤エロー(溶剤型)〈ロックペイント〉
  • b.シーラー…基材表面の吸い込みを抑え、吸い込みを均一化して接着性を高めます。また、基材からアクやヤニ等も抑える効果があります。
    推奨商品-シーラーセットアップ(水性)〈ウォールボンド工業〉
  • c.プライマー…基材に塗布することでシートとの接着性を高めます。
    推奨商品-M-66〈ノーテープ工業〉
接着糊の表のイメージ写真

⑤貼り付け

  • a.貼り出し確認 シートを三巾程度貼った後、商品に問題がないことを確認した上で作業を続行してください。問題がある場合には当社までご連絡ください。
  • ※ 施工中に製品の欠陥を発見した場合は直ちに作業を中止していただき当社までご連絡ください。尚、カットした製品の返品、又は三巾以降の施工費等のクレームはお受けいたしかねますのでご了承ください。
  • b.シート貼り付け位置の確認 本商品は強力な粘着材を使用していますので、貼り付け位置を間違って貼り直しのためシートを剥がす際、紙間や下地ごと剥がれる可能性がございますので十分に貼り付け位置を確かめてから施工をしてください。
  • c.スキージーを使用 施工にはスキージーを使用し、圧着を充分に行ってください。スキージーを使用される際は柔らかい布などを併用されることをお勧めします。シートと基材の間にエアが残っていると、施工後に表面に膨れが発生しますのでご注意ください。また、シートに強い力をかけて引き伸ばすと製品にダメージが加わります。三次曲面等への施工はしないでください。貼付時は指で触診しながら浮きが無いか確認しながら施工ください。
  • d.ジョイント部の施工 ジョイント部の施工については、突き付け貼り施工の場合は目スキ等が発生する可能性がありますので必ず重ね断ち貼りで施工を行ってください。
  • e.石膏ボードを切らない 重ね切りを行う場合は石膏ボード等の下地基材を切り込まないようご注意ください。目スキが発生する原因となります。
  • f.折り曲げる時の注意 シートを折り曲げて施工する場合、家庭用ドライヤー等で温めながら作業するとシワの発生を軽減できる場合があります。(木目と水平方向)(工業用ドライヤー等高温になるものは使用しないでください)
  • g.シートに力が加えられないように注意 シワ防止のため、施工したシートの表面に力が加わらないようにしてください。特に建具へ貼り付ける際レバーハンドル等の金物周りにはご注意ください。
  • h.建物の構造に適した施工をお願いします プレキャストコンクリート、ALC板などは建物の構造上、板の継ぎ目部分を振動の逃げ場にしていますので、これをまたいでシートを貼ると、膨れ、よじれ、割れなどが発生します。この様な場合、天然素材でできているシートでは防ぐことができません。
  • i.補修 軽微な表面の破損個所は着色剤で補修を行ってください。着色剤→(例)かくれん棒・色鉛筆・ヤヨイキャンパス等、破損の程度によって部分的な貼り替えを行う必要性がある場合は、発注時の予備をご使用ください。本品は天然素材の為、追加発注による貼り替えの場合、木目柄が合わないので十分ご注意ください。尚、補修作業で改善しない場合は、専門の補修業者に依頼してください。
  • j.保管時・輸送時等の紙間剥離について 保管時・輸送時等の間に粘着層と離型紙の紙間で若干の離型が起こる場合があり、それが筋となって現れることがあります。

⑥養生

  • a.施工後は強制換気を 施工後は接着が安定するまで自然乾燥させてください。接着力は施工後1週間程度で高まります。また、施工時に使用したプライマーやシーラー等の臭いがかなり残りますので、強制排気をするなどして換気を十分に行ってください。
  • b.粘着性の強い養生テープは使用しないでください 粘着性の強いマスキングテープ(養生テープ)の使用は避けてください。尚、粘着性の弱いものであっても貼り付けたまま長時間放置しないでください。粘着材が壁紙に移行し、変色や汚れの原因となります。また、テープを剥がすときに壁紙を破損することがあります。
  • c.施工した場所は全面シートで養生を 養生の際には、施工した場所を養生シート等にて全面を覆ってください。施工した場所を養生しない箇所は日焼け等、経年変化を起こし日焼けをしますのでご注意ください。
貼付基材別
下地処理

①不燃下地

貼付基材別下地処理一覧表(不燃下地の場合)

②一般下地

接着糊の表のイメージ写真貼付基材別下地処理一覧表(一般下地の場合)

※ シーラー・プライマーは各メーカーの施工要領書及び仕様書にのっとり適切に使用してください。

  M-66に関しては糊ダマにならないように希釈せずご使用ください。

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