2023.5.21
樹齢400年生吉野杉の製材②
建設中の川上村立かわかみ源流学園に利用するため、無事出材された下多古村有林の樹齢400年生吉野杉が製材されました。
400年生吉野杉が半割りになってその表情が現れると、製材所の緊張感は一気にほぐれました。
得も言われぬ淡紅色の赤身は神秘的であり、まっすぐに通った木目(年輪)の間隔は1㎜以下で、これぞ吉野杉といった最高の表情でした。
数えきれないほど吉野杉の製材を手掛けた職人さんから、十本の指に入る最高級品だと言わしめました。
この柾目材は一部とはなりますが、学校の内装に組み込んで使用されることが決まっており、ますます完成が楽しみとなりました。