川上村立かわかみ源流学園 建設物語
川上村の学校新築計画。
その建設物語をご紹介していきます。
2021.3.12
製材作業見学会(1)
川上村の子供たちに向けて、学校建設用材料の製材見学が行われました。
自分たちの学び舎で使われる吉野杉が、加工される姿を興味津々で見つめてくれました。
時間の都合上、内装材の原板やラミナになるまで見学してもらうことはできなかったので、尺角の大黒柱のようなものができあがっていました。
「削った端っこはどうなりますか?」
「(製材機の)木の部分は悪くなったら交換しますか?」
などなど、かわいいようで現実的な質問が飛び交って、こちらが勉強させて頂きました。
見学前に製材を終えていた、フローリングの原板などはしっかり触れて見てもらいました。
おそらく色々と説明しても、完成しないとなかなかピンとこないかもしれませんね。
木はいいなあ!いいにおいだな!
今はそれで十分です。
学校が完成したら、存分に吉野杉の床を可愛がってあげてください。
見学の様子は令和3年3月2日付「奈良新聞」でも紹介されました。
15年くらい経って、「川上村の吉野林業の為に仕事がしたい」と思ってもらえるような、仕事(職場)作りも大きな使命だと感じました。
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