人と地球に優しい、
吉野杉から生まれた布製壁紙です。

吉野の森の恵みから布が誕生しました。
「すぎ糸エコクロス」は、奈良県川上村で間伐後、搬出されずに未利用のまま山に残された
吉野杉を原料にした布製壁紙です。

森林の写真

樹齢40〜60年のスギ林では、採算が見込めないため間伐が行われなかったり、間伐しても大部分が林地に放置されているのが現状です。そのため森林が荒廃し、土壌浸食や山地災害が誘発され、水源涵養機能や生物多様性が低下するなど、私たちの暮らしへの悪影響を招いています。今求められる持続可能な社会を実現するためには、適正な間伐と林地残材の有効利用による健全な森づくりが急務です。

すぎ糸エコクロスのロゴ

これまで林地残材はチップ化し、主に木質バイオマス(再生可能エネルギー)や製紙原料として使用されてきましたが、木を使った製品づくりにこだわる[吉野かわかみ社中]では、新たな活用方法を模索していました。そして “川上村産吉野杉を使った新たなエコプロジェクト”をスタートさせ、チップ化した木材を和紙→糸→布へと変換することで、吉野杉の壁紙(クロス)を商品化しました。

すぎ糸エコクロスの写真 木材のチップのイメージ写真
壁紙のイメージ写真 壁紙のイメージ写真

たとえ間伐材であっても、先人たちが長い年月手塩にかけて育てた一本です。それらを無駄にすることなく、現代のニーズに合った形ある製品に変えることで、500年受け継がれた歴史と想いを次の500年につなげていきたいと考えます。

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