2023.6.6
樹齢400年生吉野杉の突板加工②
下多古村有林の樹齢400年生吉野杉の(※1)二番玉の一部が(※2)フリッチに整形されて、滋賀県野洲市の松耕製材さんまで運ばれてきました。
準備工程を終えてフリッチがスライサーを通ると、1㎜厚の突板に加工され、美しい反物のように積み上がっていきました。
学校内で計画されているデザインウォールは、この突板を化粧貼りすることになるようですが、かなり目立つ存在となることは間違いないでしょう。
※1 原木は出材時に玉切りされ、株(根元)のほうから順番に元玉、二番玉、三番玉と呼ぶ。元玉、二番玉が高く取引される。
※2 不要な樹皮や割れ部分などを切り落とし、スライサー(突板)加工できる形に整形された丸太のこと。