川上村立かわかみ源流学園 建設物語
川上村の学校新築計画。
その建設物語をご紹介していきます。
2023.5.11
樹齢400年生吉野杉 玉切り作業
2021年12月16日に伐採された下多古村有林の樹齢400年生吉野杉が、建設中の川上村立かわかみ源流学園に利用するため、(※1)葉枯らし乾燥期間を終えて出材されることになりました。
2023年3月28日、出材準備として玉切り作業を行いました。
吉野林業の伐採方法は葉枯らし乾燥を行うため、斜面上部(尾根側)に向かって伐倒する上方伐倒です。寸検通り(※2)元玉から六番玉まで慎重にチェーンソーで切り分けました。
※1 生きた葉を残し、その蒸散作用によって乾燥(渋抜き)を行うこと。これにより赤身の美しい色合いが生まれる。
※2 原木は出材時に玉切りされ、株(根元)のほうから順番に元玉、二番玉、三番玉と呼ぶ。元玉、二番玉が高く取引される。
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