2023.5.9
樹齢400年生吉野杉 現地寸検作業
2021年12月16日に伐採された下多古村有林の樹齢400年生吉野杉が、建設中の川上村立かわかみ源流学園に利用するため、(※1)葉枯らし乾燥期間を終えて出材されることになりました。
2023年3月14日、現地にて状態確認と寸検作業が行われました。
元玉 長さ2.4m 末口径0.96m
二番玉 長さ4.4m 末口径0.86m
三番玉 長さ4.4m 末口径0.82m
四番玉 長さ4.4m 末口径0.76m
五番玉 長さ4.4m 末口径0.70m
六番玉 長さ6.6m 末口径0.62m
さすがに(※2)四番玉以降はキズやキツツキ穴、節などが見られましたが、利用率などを検討して今回は六番玉まで出材することとしました。(最近では原木市場に出荷されるのは三番玉くらいまでです。)
※1 生きた葉を残し、その蒸散作用によって乾燥(渋抜き)を行うこと。これにより赤身の美しい色合いが生まれる。
※2 原木は出材時に玉切りされ、株(根元)のほうから順番に元玉、二番玉、三番玉と呼ぶ。元玉、二番玉が高く取引される。