2021.12.22
下多古村有林伐採
歴史の証人と言われる日本最古の人工林「下多古村有林」の中でも最も目立つ存在が、樹齢約400年、胸高直径164cm、幹回り515cm、高さ約50mにも達する吉野杉です。
そのすぐそばにある同じく400年生の吉野杉が間伐されることとなりました。
伐採チームの皆さんによる巨大なチェーンソーでの伐採は、始まれば正確に手際よく進みますが、この大きさであり、さらに上方伐倒となりますから、その段取りにしっかりとした時間が必要でした。
高さは40mを超え、伐採後に測った元口の直径は130㎝はありました。
元口から最初の枝までは9mより高い位置にあったようで、若干の目割れは見られたものの、良い板材が期待できそうです。
今後1年間の葉枯らし乾燥期間を経てから出材し、学校の内装の一部に利用される予定です。
400年生吉野杉の間伐作業を終えたチームの皆さんの最高の笑顔です。