2025.6.15
どの地方でも獣害への対策が必要となる。
猪は苗根を掘り起こし、鹿は芽を食い角で幹の皮を剥く。兎は芯を噛み切り、鼠は苗根の皮を剥ぐ。その被害は甚大である。
そのため獣害に対しては直ちに予防をしなければならない。
まず植付けに先立ち、猪の侵入を防ぐため、その土地の周囲に高さ1.8mほどの木柵(栗または杉・桧)を桧皮かクズ、フジツルで括り付ける。
鹿、兎の被害を防ぐには、苗木の周囲に60~90㎝の高さで雑木の枝葉を立てて苗木を覆い、さらに立木の場合は幹を地面から60~90㎝ほど桧皮で巻いて防ぐ。(桧皮で巻く時は雑草か、杉・桧の枝葉を添えて巻くとよい。)
鼠の害がひどい場合は、何度も下草を刈って苗木の根元に巻き付けておくとよい。
獣害の予防には特に注意すること。
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